地域交流

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那須野ヶ原土地改良区連合 企画展の開催

活動報告 2016.08.26

那須野ヶ原土地改良区連合  企画展の開催

 

平成28年8月5日(金)~8日(月)の4日間、那須塩原市千本松にある那須野が原公園にて、「水土里ネット那須野ヶ原企画展」を行いました。

今年で12回目となるこの催しは、那須野ヶ原用水の概要をはじめ、施設の維持管理に関することや様々な取り組みについて、パネルや展示物、パンフレットを掲示・配布し、水土里ネット那須野ヶ原の役割を多くの方々に知っていただこうというものです。今回の企画展では、4日間で合計約180名の方にご来場頂きました。

水の力を利用した「とよのぼり水車」のコーナーでは、子供たちがオリジナル水車作りに熱中していました。水の力を利用して、水の流れに逆らってのぼっていく水車に水の力の不思議さを感じ、どうすれば上手くのぼっていくのか、羽の大きさや形に工夫を凝らしてしていました。

また、ダムの流木などを使ったネイチャークラフトや、水や環境に対する主義主張を書き表して頂くシーツペイントなども多くの方に楽しんで頂きました。

このような催しを通じてたくさんの人々に水や環境保全への取り組みや思いを発信していくことで、一人一人がその大切さや関わりの深さについて再考していただけるきっかけになればと感じました。

8月7日には、企画展の会場前で那須塩原市三島地区の「田んぼの学校」の活動〝かかし作り〟が行われました

田んぼの学校は、地域の子供たちに稲作を通して農業や自然の大切さについて学んで頂く場を提供するもので、私ども水土里ネット那須野ヶ原が推進本部となり活動を行っています

今回は、春に田植えを行った圃場を鳥害などから保護するためのかかしを作りました時折差し込む強い日差しに汗ばみながらも、用意されたかかしの土台を参加者たちが持ち寄った古着などで粧飾されていき、個性的な10体のかかしが完成しました。彼らがこれから出穂する圃場をしっかりと見守ってくれる事でしょう

かかし作りの後には、企画展のとよのぼり水車作りやネイチャークラフトを楽しんでいってくれました

これからも、水土里ネット那須野ヶ原は、土地改良施設の維持管理はもとより、地域自然エネルギーの活用や森林保全、そしてそれらの啓発に積極的に取り組む事で、多くの方々に水とそれに紐づく環境の大切さを知っていただけるよう活動を続けて参ります

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